2020年は40冊以上は読んだのですが、小説は結局1冊も読まなかった。
2021年はあえて、自分のやりそうにないことや、見ないようなコンテンツを見ようと思ってます。
なので今回は人からおすすめしてもらった小説を読みました。
それが「ナミヤ雑貨店の奇蹟」。著者は容疑者Xの献身で有名な東野圭吾です。
あらすじ
あらすじは3人組の泥棒が人のいない、古い雑貨店で隠れていると突然手紙が投函されます。 読んでみるとそれは過去からの手紙があることがわかります。 その雑貨店は昔は悩みを手紙で解決してくれるところで有名でした。
過去と現在、悩み相談、謎の雑貨店、いろいろな話が絡みながら物語が進んでいきます。
感想
久しぶりに小説を読みましたが、読みやすくて面白かったです。
東野圭吾ってサスペンスのイメージだったのですが、これはほっこりする内容でした。
過去と手紙をやり取りするという設定でしたが、その謎を解くというよりも、未来からの助言をもとにどのように過去の人が変わったかというところがメインです。
やはり未来の事実を告げると信じてもらえない、でもその事実を教えてあげたいというバランス感が結構リアルだった気がします。
また終盤に行くほど、実はさっき出てたあの人が関係していたというのがわかってくるので、終盤に行くほど面白かったです。
「あ、もしかしてこの人じゃね?」みたいに面白いです。
誰にでもおすすめできる作品だと思います。
個人的な学び
小説も読んだほうがいい
まず小説を久々に読んだのですが、自己啓発とかビジネス書と違って、どんどん読み進められるのがよかったです。 途中でメモしたり、する必要もないので。
あと登場人物が複数いて、場面ごとにも人が切り替わるので頭の中で場面を作るイメージを久々に味わった気がします。 久々だったので人の名前が誰だっけ?という時もありましたけど、単純に脳トレにもなるなと思いました。
あとは現実離れしている設定からいろいろアイデアも生まれるんじゃないかと思いました。
今を大切に生きよう
手紙でアドバイスはもらいつつも、結局は自分でアドバイスを解釈して行動に移しました。
結局は自分で考えて行動しないといけないということを教えてもらった気がします。
最後の方で目指すものがない人は何者にもなれるんだよという言葉があり、なんかがんばろうって思えました。