人の目が気になって窮屈…
真面目は損するって知ってるけど、変われない…
✓本記事の内容
私の人生を変えた本シリーズその②
私の人生を変えた本の過去記事
「いい人」をやめれば人生はうまくいく
数年前は嫌われたくない、周りの目が気になる、という理由で、自己主張ができず、無難な選択をする、つまらない人間でした。
- 嫌な頼まれごとを我慢してやる
- セールスを断れない
- 一人で初めて行く店に入るのが恥ずかしい(変な事したらどうしよう…)
- 自己主張しないので、つまらない
- 聞けばすぐ解決するものも、無理やり自分で解決しようとする
- ルールに固執し、〇〇すべき論に縛られる
- 人に依存する
「いい人」をやめれば人生はうまくいく はこういう人にとって劇薬になると思います。
私も読んでいるうちにハッとする事が多く、なぜこんなに不自由だったのか馬鹿らしく思います。
今は常識にとらわれずやりたいことをやるマインドで生きています。
もちろん読んですぐ変わるのは難しいと思います、私も徐々に場数をこなして変われました。
まずきっかけになれば幸いです。
1 本の内容
「いい人」の定義
他人に嫌われないよう、万人に好かれるように行動する人
「いい人」をやめれば人生はうまくいく の内容は、 このような行動が個人の人生をどのように影響するか、そしてこれらの行動が強すぎると自分の人生を追い詰め、損な生き方に導く可能性があることを説明しています。
「いい人」のラベルから自由になり、より正直で満足のいく生き方を追求することを勧めています。
以下のジャンルごとに章がわかれています。
- 人間関係
- 対話常識
- お金
- 恋愛
- 再生産
著者の軽妙かつ痛快な語り口で書かれており、「あるある!」と共感しながらさくさく読むことができます。
中には、やりすぎでは?と思うところもありますが、そのくらいはっきり主張しているので人生を変える劇薬になると思っています。
2 著者 「午堂 登紀雄」について
米国公認会計士の資格を持っており、ミニストップ本部を経て大手の経営コンサルタントをして勤務。
その後株式会社プレミアム・インベストメント&パートナーズを設立し、不動産コンサルティングなどを手掛けつつ、ビジネス書作家、公演家など幅広く活動しています。
プロフィール|午堂登紀雄オフィシャルサイト「Drivin' Your Life」
「いい人」をやめれば人生はうまくいく は科学的というより、午堂 登紀雄さんの経験が元になっています。
書かれているものは納得いくものが多かったので、多くの人におすすめしたいです。
3 「いい人」だった私が特にハッとしたところ
冒頭に書いた、「いい人」だった頃に読んでハッとした箇所を一部紹介したいと思います。
3.1 嫌われて困ることを具体的に考えてみる
例えば、職場の人間に嫌われたとしても、その人とは業務上の必要なやり取りだけ形式的に行うだけで、プライベートでは関わらなければいい。
もし仕事に支障が出るなら、異動すればいい。
異動で解決しなければ転職すればいい。
大人なので、勇気を出して環境を変えればいい。
ご近所付き合いでも、なにか思われても家に嫌がらせをしてこない限りは現実問題ではなにも起きていません。
セールスや店員さんに何か思われても、あなたのプライベートに関わってくることはない。ただの何百、何千の客の一人。
3.2 ぼっちを恐れない
一人でいることそのものよりも、一人でいることを見れらているのを気にしている。
見ている人になにか思われたところで現実的に何も困ることはない。
自分自身で居心地の悪さを感じているだけなので、気にするのをやめましょう。
3.3 「八方美人」をやめる
全員に好かれるのは不可能。
自分を表現することで、好きな人との出会いに恵まれる。
自分を嫌いな人がいるということは、自分の意志で生きているという証拠。
3.4 「断れない」をやめる
やりたくないことを断ることは自分自身の時間とお金を大切にしているということ。
断れないと自分の人生を犠牲にすることになります。
断りづらいなら、〇〇で忙しいなど他のことを優先していることを伝えればいい。
これは私の考えですが、セールスは基本断っていいです。
本当に必要なものは自分で買いますし、知らない人からの電話や覚えのないインターホンはでません。
最初に「結構です」と一言言えば、相手は「次行くかー」ってなります。断れることが前提で動いていて、相手は仕事をしているだけなので、気にしなくていいです。
むしろ最初に断る方が相手のためです。
3.5 「常識人」をやめる
大成したいなら、独自路線がいきましょう
著者も成功したければ、もっと変人になれと言っています。
イノベーションを起こす人はたいてい変人。
「変わってる」は褒め言葉。
予測不能な人は、面白い人と思われます。
先が読める人は安心感があるけど、つまらない人。
3.6 「ルールを守る」のをやめる
人生はすべて自己責任。
自分の人生は自分で解決する。
問題は実際に書き出してみて、具体的な解決策を考える。
そもそもルールを変えられないか考えてみる。
受け身の人はめんどくさいからルールの中で我慢。
3.7 「過小評価」をやめる
自分を安売りするのはやめましょう。
お金を稼ぐことは価値との交換であり、労力の分はしっかり評価してもらいましょう。
WIN-WINな関係でないと長続きしない。
安売りすると自分の限界を定めてしまう。
3.8 「他人との比較」をやめる
自分の打ち込めるものを探し、上達していく実感を得ることで自分の価値判断に自身が持てるようになる。
他人軸だと以下のようになります。
他人に嫉妬するけど、自分は何もしない。
今の自分は人より稼げているので、現状維持で満足。
自分の軸を持つことで、失敗もむしろ経験が増えたという成功に変わり、他人関係なくずっと成長していけます。
3.9 「泣き寝入り」をやめる
あきらかに相手側のミスでこちらが不利益を被る場合、健全なクレーマーになる。
対応してもらえないかもなど、思わずにまず言ってみましょう。
対応してくれるまでは、言い続けて問題ないです。
泣き寝入りすると、思い出してイライラする、夜も眠れない状態になってしまいます。
必要な場面では自己主張しましょう。
3.10 「感情を隠すの」をやめる
これは恋愛の章で書かれていたものです。
好意を示さないと相手は不安になります。
喜怒哀楽をしっかり出すことで関係を深めることができます。
そう言われても難しいという場合は、マッチングアプリで場数を踏むのもいいとされていました。
失敗しても異性は山ほどいるということも知ることができます。
4 「いい人」は本を読んでみて、自分の人生を生きましょう
この記事を読んで、「いい人」をやめれば人生はうまくいくに興味を持っていただけたら幸いです。
私にとって、この本は人生の方向を変えるきっかけとなりました。
もし、あなたも「いい人」の習慣を変え、自分らしい人生を歩みたいと考えているのであれば、この本は必読です。👇