✓こんな人に向けた記事
- 大変なことを頑張っている
- 大変なことを頑張る意味があるのかな…と思っている
✓本記事の内容
学生時代のインターン先でもらった言葉
「大変だからこそ価値がある」
これは私が大学生の頃、長期インターン先の工場長から言われた言葉です。
当時は「まあそうだよな」くらいに思っていましたが、なぜか心に残っていました。
社会人5年目、ブログを始めてからよりこの言葉の納得感が出てきたので、共有したいと思います。
もう一つ伝えたいのが、無計画に大変なことを頑張っても報われないことがあるということです。
大変だからこそ価値がある理由
大変なことに価値がある理由
- 大変なことをやる人が少ないからあなたの価値が上がる
- 大変なことをやり続ける人が少ないから、新規参入の余地がある
無計画に大変なことを頑張っても報われない理由
- ものすごい遠回りしていることがある
この言葉との出会い
私が通っていた大学は二ヶ月の長期インターンが必修科目でした。
実はインターン先は全然希望していなかった業界でした。。。
「トラックの荷台を作る中小企業」でした。
実は業界ではそこそこ知名度があって、たまにトラックの荷台を見るとステッカーが貼ってあります。
事前アンケートの興味のあるもの欄で車をチェックしたからか。。。 電子系かIT系を希望していたのに。
どうせなら、色々経験するぞ!と行くことで、会社の全部門を回らせてもらえました。
事務所で事務、営業、設計の部署を経験するだけでなく、
実際に工場の中で作業員として全工程を経験しました。
ドリルで板に穴あけたり、工具で荷台を取り付けたりと、「大変」でした。
毎日日報を書くのですが、工場で重いドリルで板に穴を開けまくる日がありました。
私には結構な重労働で、日報に「大変」というワードがたくさん出ていたのでしょう。
次の日に工場長からA4用紙を1枚渡されました。
「大変だからこそ価値がある」
記憶が薄れていますが、こんなタイトルだったと思います。
中身を要約すると以下のようなことが書かれていました。
「うちみたいな中小企業は大変なことをやることで勝ち残れる、大変なことがあるから仕事がある」
下請け中小企業の大変さ、業界の大変さをインターンを通して感じていました。
- 大手の元請け企業からの厳しい要求
- 環境配慮のための法律が追加され、要件を満たす設計にしないといけない
下請けが厳しいと言われるのはまあわかると思います。
トラックの荷台は極限まで軽量化されています。
多くの荷物を運べるようになり、燃費も良くなるので。
排ガス規制のために新しい装置をつけるようになると、その分、荷物を乗せるスペースがなくなります。
その制限の中でいかに軽量で、大容量の荷台を作れるかが肝になるそうです。
今後はもっと環境配慮のための規制が厳しくなっていくので、常に世の中の変化についていかないといけない大変さを学びました。
逆に言えば、この大変さをクリアできれば、価値が出るわけです。
「大変だからこそ価値がある」
仕事にも言える
仕事だって、人と違うことができれば価値が上がります。
大変なことは基本的にやる人が少ない。
大変なことをやることで、価値が上がります。
- 経験値がふえる
- 新しい出会い、チャンスがある
- 成長と達成感を感じれる
競争にも優位に立てるということです。
ブログにも言える
「いいものを広め隊」ブログを本格的にやり始めて、ブログもそうだなと思いました。
SNSが主流の現代では、ブログ自体もおそらくピークを過ぎているのはわかっています。
ブログ運営は大変ですし、継続するのも大変です。1年続くのが1割と聞いたことがあります。
大変だからこそ、新規参入のチャンスがあると思っています。
自分の何かを運営して色々な経験値を積みたいと思っているので、続けようと思っています。
大変なことを頑張っても報われない時あるのでは?
無計画に大変なことを頑張っても報われない時があります。
例えば、あなたが特に新しい経験も積めないブラック企業で働いているとします。
上司「頑張ってると報われるっていうだろ?大変なことを頑張るから価値があるんだ!」
これは意味が変わってきます。都合のいい部下が欲しいので、説得してるだけです。
もちろん、この会社、この上司から何かを学びたい、今後のキャリアのための勉強期間だから頑張る!ということでしたら、価値が出てくると思います。
まさにスポーツ、芸能界はこんな感じですよね。
大変なことを乗り越えたほどの価値があるのかを考えた方がいいです。
成功への道は環境が鍵
航海で例えるとわかりやすいです。
航海の目的地が、あなたの目指す目標だとします。
目的地に最短で行くには、正しい方向、風向きを意識して進まなければいけません。
方向もわからず、向かい風の中、がむしゃらに進んでも目的地に辿り着けるかわかりません。
下手したら水没する可能性もあるわけです。
現実的な話にすると目標を決め、適切な環境下で適切なアドバイスを受け、大変なことを頑張るのがおすすめです。
あの強豪ACミランで10番つけてプレーするという夢を叶えた本田圭佑さんが、近畿大学卒業式のスピーチで「環境にこだわれ」と言っていたのが印象的です。
下記動画の5分10秒あたりからこの話をしています。
この部分を抜粋
目標や夢も持てば、やるべきことは皆わかっているはず
ではなぜ皆成果がでないのか。
環境にこだわっていないから。
環境にこだわらずにめちゃくちゃ頑張っている。
夢に近づくスピードをもっと加速させる場所があるはず。
本田さんは自分よりうまい選手が多い海外のチームに行き、サッカー選手として成長していったわけですね。
まとめ
大変だからこそ、ライバルが少ない。
大変だからこそ維持するのが難しく、新規参入の可能性がある。
大変なことを頑張ってやれば
- 経験値が溜まる
- 新しいチャンスの可能性
- 成長と達成感を感じられる
大変なことを頑張るにしても、適切な環境でやると報われやすい。
自分の価値を高めたい人におすすめ本