
「人前で話すのは緊張する…」
「外向型の人と内向型の自分を比較して落ち込む…」
「社交性がない自分はだめなのかな…」
✔️本記事の内容
内向型で人付き合いに疲れやすく悩む人へ向けて、ベストセラー『静かな人の戦略書』を読んだ感想と実践ポイントをまとめました。
私は内向型の人間だと思いますが、『静かな人の戦略書』を読んで、「内向型でもいいんだ。むしろ強みを活かそう。」と思え自信がつきました。
内向型と思われる人はぜひおすすめです。
『静かな人の戦略書』はどんな本?
著者プロフィール
ジル・チャン
台湾・台北出身の国際フィランソロピー・アドバイザー兼作家で、メジャーリーグ球団や州政府、非営利団体などで15年以上の多彩なキャリアを積む。
デビュー作『Quiet Is a Superpower』(邦題『「静かな人」の戦略書』)はベストセラーとなり、現在までに6言語以上に翻訳され世界の内向型に勇気を与えている。
読み終わったあとに、YouTubeのインタビュー動画を発見。
目次(ざっくり紹介)
- PART 1 静かな人の「仕事」の戦略
- 外向型を目指さず、脳の違いを武器にする
- 自分の得意、やりたいことを明確に
- コミュニケーションの取り方を工夫
- PART 2 静かな人の「人間関係」術
- 友達の線引を高く
- 職場では友好より信頼関係が大事
- 準備と冷静な立ち回りで対応
- 外向型と内向型は惹かれ合う
- PART 3 冷静な力を「人前」で生かす
- 準備が9割
- リモート環境を活用
- PART 4 静かな人の「潜在能力」
- 謙虚さのすごさ
- 上司を管理する
- 内向型と外向型のタッグ
読んだ感想
まず内向型あるあるのオンパレードで、最後まで共感しながらサクサク読めました。
著者は台湾人で、内向型でありつつも、エリートの方なので、一般的なサラリーマンに再現性がある内容なのかなと思っていましたが、私でも参考になる情報もありました。
一般的なサラリーマンにもおすすめです。
特に私が使えそうだなと思ったポイントは下記で紹介します。
また著者の体験談だけでなく、内向型関連の名著から引用するところが多かったので、より質の高い情報になっていると思います。
他の内向型の本と違い、イベントや登壇について書かれているボリュームが多く、内向型といいつつ、人前に出ることから避けず、むしろ有効活用していることに関心しました。
私は内向型だから…と型にはめず、できることを自分がやりやすいように工夫してチャレンジしていこう思いました。
外向型を目指すなとも書かれているので、うまく話せることに注力しすぎず、私はしっかり成果を出して、人脈が広がるようにしていきたいです。
読んで刺さったポイント4つ
上司をタイプ別に「管理」して、正当な評価を得る
上司を自ら管理するという発想は目からウロコでした。
これは内向型とか関係なく、おすすめの考え方です。
「管理」というと聞こえが悪いですが、要は適切なコミュニケーションを取って、仕事を効率化し、正当な評価も受けようとう意味です。
上司は3タイプあります。
- 主導型
- 目標に向かって全体をコントロールしたいタイプ。
- コミュニケーション: 進捗状況を要点絞ってこまめに報告。
- アプローチ: 選択肢と参考元を提示する。
- 企画書: 1ページに概要をまとめる
- 感化型
- 社交的で相手の気持ち、感情をフォーカスするタイプ。
- コミュニケーション: 感謝を伝える。
- アプローチ: 長期プロジェクトは得意でないので、自ら定期的に確認をしにいく。
- 企画書: 見栄えに力をいれる
- 安定型
- 穏やかでグループや伝統を尊重し、話も聞くが行き当たりばったりなことも。
- コミュニケーション: 「会社の利益のため」という決まり文句を使う。
- アプローチ: 革新的なアイデアでも現実味がない場合や、反対意見が多いものはなかなか賛同してくれない。
- 企画書: 実務的な内容にする
- 慎重型
- 問題の本質に迫り、熟考し、データや分析を重視。
- コミュニケーション: 論理や数字で話す。
- アプローチ: 少し話して承認を得るのは難しいので、プロジェクトの情報やデータをロジカルに話す。
- 企画書: 情報量を多く
たしかにこれまでの上司を考えてみると、それぞれのタイプに当てはまる人もいるなと思いました。
実務的な考えが強い人や、より端的なコミュニケーションを好むタイプもいました。
簡単に4に分類できるわけではないと思いますが、コミュニケーションの取り方を使い分けたいと思います。
新しい環境に馴染む方法
私もこの記事を書いている3ヶ月前くらいに初めての転職をしました。
内向型で人見知りなので、新しい職場に馴染めるか不安でした。
本書に書かれていていいなと思ったポイントを紹介します。
「まずは一人と仲良くなる」
たしかに私は複数人よりも一対一の方がコミュニケーションを取りやすいです。
同期もいたのですが、私は同じチームのメンバーがいい人たちばかりだったので、そのメンバーと少しずつコミュニケーションとれました。
社内イベントは、やはり顔見知りがいないと参加ハードルが高いので、少しずつ顔見知りを増やしていきたいです。
紹介もしてもらえますし。
「ちょっとのことでも質問してみる」
よほどの環境でない限り、「何でも質問してね」という温かいスタンスで迎えてくれると思います。
質問していいかなと悩むのもわかりますが、最初のボーナスタイムを有効活用しましょう。
また質問が明確だと、助けてもらいやすいです。
「チャットでコミュニケーション」
SNSのお陰で、内向型の人にもスポットが当たり始めたように、大勢の人の前で話さなくても
外出先での消耗を減らす
私は外出時に謎のHPゲージかMPゲージが消耗している気がするんですよね。
どんなに楽しいときでも。
「静かな人」の戦略書には以下のような対策がかかれていました。
- 電車や飛行機は好きな席を予約(グレード、窓際、通路側など)
- 余裕を持ったスケジュールや準備をする
- いつでもどこでも安心スペースを作れるようにする
- サングラス、帽子、イヤホンで音楽を聞く、香水などの慣れ親しんだアイテムを持ち歩く
安心スペースに関しては、今後もブラッシュアップしていきたいです。
私は外出時はノイキャン付きのイヤホン。
仕事のときも、集中モードに入りたいときは、カナル型のイヤホン(話しかけられて気づくように)を使っています。
イベントに対するスタンス
この本はイベントや登壇について、かなり具体的に書かれていました。
なにか人前で発表するときは、事前の資料作成や練習などの準備が9割というのは本の通り、理解していました。
私が特にいいなと思ったのが、イベントに行くか行かないかの決め方です。
そもそも行かない選択肢もあり、行くなら前向きに参加しようということでした。
判断のポイントは以下でした。
- どうしても参加するべき理由は?
- イベントの主催者、参加人数、他に誰が参加するか?
- 自分自身にどのくらい関係があるか?
- 他に知っている人が参加するか?
- 人脈つくり以外にどんなことができるか?
また参加した場合のコツも多く書かれているので、ぜひ読んでみてほしいです。
たくさんの人と話さず量より質、トイレなど脱出口を用意する、主催者側の手伝いをするなど、内向型の本にしてはイベントに注力して書かれているのは珍しい気がしました。
内向型と言えど、何かのイベントに参加しなければいけなかったり、人前で話すことはあると思います。
好きになるでなく、うまく付きあう、むしろチャンスかもしれないくらいのスタンスになりたいですね…
まとめ|静かな人こそ、戦略を持とう
内向型の人にはぜひ読んでみてほしいです。
イベントで疲れたらトイレに逃げるという身近なことから、上司を管理するなどより実践的な内容までカバーされています。
内向型の名著も引用されている箇所があるので、まずは「静かな人」の戦略書を読んでみましょう!
- 外向型を目指さず、内向型の強みを生かす
- 戦略的に生きる
- コミュニケーションの取り方
- 自分の武器で戦う
- イベントは9割が準備